今回は、オンラインカジノの運営の仕組みについてわかりやすく解説します。
オンラインカジノをこれから始めようと考えている方は、運営の仕組みを理解してから安全に楽しみましょう。
オンラインカジノの運営者は?
まず、オンラインカジノは誰が運営していると思いますか?
オンラインカジノの運営は、ほとんど海外の大手企業が行っています。
オンラインカジノは、日本ではまだあまり浸透していませんが、海外ではメジャーなエンターテイメントです。
オンラインカジノの運営の仕組み
それでは、オンラインカジノの運営の仕組みについて解説します。
①運営ライセンス
オンラインカジノを運営するには、必ず海外の政府が発行しているライセンスを取得しなければなりません。
ライセンスを取得するためには、厳しい審査基準をクリアする必要があります。
その厳しい審査基準は主に以下の5つです。
・運営企業が十分な資金を保有している
・運営している企業に経済能力がある
・ゲームに不正がなく公平性を確保している
・マネーロンダリングや不正行為を防ぐ仕組みがある
・法令遵守を守る体制がある
運営ライセンスの中でもマルタ共和国、カナワケ、ジブラルタルが発行しているライセンスは審査が厳しく、信頼性が高いとされています。
安心してオンラインカジノを楽しむためには、ライセンスにも注目しましょう。
②政府と監査機関がオンラインカジノの運営を監視して中立性を担保している
先ほども解説したように政府には、ライセンスを発行する役割があります。
一方、監査機関はゲームの公平性や勝利したお金の支払いなどがしっかり行われているかを第三者の立場から管理してくれる組織です。
代表的な監査機関は以下の4つです。
・eCOGRA(イーコグラ)
2003年に設立された非営利団体の監査機関で、ゲームの公平性や支払いがしっかり行われているかを審査します。
・GLI
2010年に設立された監査機関で、監査機関としては最大規模です。
GLIでは、ゲームの当選確率数値の審査をします。
・iTech Labs
主に、オンラインゲームのチェックを行っている監査機関です。
ゲームがルール通りに動くか、正しい勝利金額が反映されているかを審査します。
・GAMCARE
イギリスの民間団体で、ギャンブル依存症に悩んでいる人たちのサポートをします。
オンラインカジノの運営会社が儲かる仕組み
オンラインカジノは、還元率が高いのが特徴です。
還元率とは、プレイヤーがゲームに賭けた金額に対して、配当が戻ってくる割合のことです。
還元率が高い理由は、オンラインカジノ自体が儲かっているからです。
では、オンラインカジノが儲かる理由について解説します。
①運営コストが少ない
オンラインカジノは、実店舗が存在せず、インターネット上のサーバーにあります。
ゲームもソフトウェア会社から提供されているので、実際にゲームは所有していません。
施設や人件費にかかる費用が少ないと、運営会社に利益が入ります。
②営業時間が長い
日本の競馬やパチンコは、営業時間が決まっていますが、オンラインカジノは24時間営業です。
日本が深夜でプレイしている人が少かったとしても、標準時が違う海外では多くのプレイヤーがオンラインカジノを楽しんでいます。
24時間営業していて、世界中の人々が利用してプレイ時間が増えれば、利益は右肩上がりになります。
③政治的な規制が少ない
宝くじや競馬は国営ギャンブルになるため、還元率が悪くなります。
これは、国のほうが儲かるような仕組みになっているからです。
一方、オンラインカジノは民間の企業が運営しているので、政治的な規制は少ないです。
ソフトウェアの審査も厳しい
オンラインカジノの審査が厳しいことは解説しましたが、実はソフトウェア会社の審査もかなり厳しく、何百万~数億に至るチェックが定期的に行われます。
こうした厳しい審査を行うことにより、プレイヤーは安心して遊ぶことができます。
そんな中、厳しい審査をクリアしてプレイヤーから得ているソフトウェア会社があるので紹介します。
①マイクロゲーミング
オンラインカジノの世界で、マイクロゲーミング社はかなり有名です。
マイクロゲーミング社は1994年に創業された老舗のソフトウェア会社で、オンラインカジノのソフトウェア会社の中では世界最大規模と言われています。
②プレイテック
プレイテック社は、1999年に創業されたソフトウェア会社です。
プレイテック社から提供されているビデオスロットなどのゲームは、グラフィックが美しいことが特徴で、1度遊ぶと癖になります。
さらに、勝利したお金が高額になるジャックポットが搭載されたビデオスロットもあります。
③ネットエント
ネットエント社もソフトウェア会社の中では有名で、FLASH形式のカジノゲームを提供しているのが特徴です。
運営会社は、スウェーデンのストックホルム市場に上場していて信頼度が高く、第三者機関にも認められているので安心して利用できます。